行事開催報告

令和5年度 市野谷自主防災会による自衛消防訓練とAEDによる救命訓練が開催されました。

市野谷自主防災会による自衛消防訓練とAEDによる救命訓練

・令和6年2月18日(日)午前9時30分から市野谷自治会館にて、自衛消防訓練とAEDによる救命訓練が、流山市中央消防署の指導のもと開催されました。
・当日は、流山市中央消防署員6名、自主防災会の役員や総務班長・救命・救護班長、約20名の参加のもと行われました。

▪️火災時の避難についての指導
・逃げる時はハンカチ、濡れ布巾等で口を覆って、姿勢を低くし、誘導係の指示に従って避難
・通報時の住所は流山市~と市名から伝える(指令センター10市を管轄しているため)
・119番でおおよその位置情報はわかるが、目印になる建物、施設を伝えるとより良い
・消火器の使用手順

合言葉は『ピノキオ』
火事だ!と大声で周りに知らせた後、
①ピンを抜く
②ノズルの先端を持つ
③キョリ(出火元からの距離)を3mくらいとる
④オス(ノズルを押す)
・炎の高さが目線より下であれば初期消火の範囲。目線より上になると初期消火は不可。直ちに避難し、消防車を待つ。
・消火器は以前は『撒くように』と言われていたが、『出火元に直接』当てる。
・可能であれば、逃げる際はできれば元栓を閉める。

自衛消防訓練 調理室から発火の想定後、自治会館から避難完了

消火器の放水訓練

▪️AEDの使用について
・手順
①人が倒れている場所(道路、上など)の安全確認をし、近づく。
②3回大丈夫ですか?と声掛け。だんだん声を大きくする。
③反応がなければ、『誰か助けてください』と助けを呼ぶ。
④『あなたは119番通報』、『あなたAEDを持って来て』と明確に相手を指定して役割分担。
(119番通報をした人には確実に通報したことがわかるように現場に戻ってくるように伝える)
⑤呼吸の確認。口、胸、お腹の3点で10秒間動いていないかを確認。
⑥普段通りの呼吸をしていなければ、胸骨圧迫(心臓マッサージ)を行う。(両手を重ね、成人で5cm程沈むような強さ。1分間に100〜120回。絶え間なく実施。途中他に作業をする場合は10秒以上間をあけない。)
⑦AED到着。持って来た人が使えない場合は胸骨圧迫が途切れないように、『3.2.1』と声を掛けて交代。
⑧上半身の衣服をはがし、汗、シップ、ペースメーカーがついてないかを確認してパットを貼る。(1人は胸骨圧迫を継続)
⑨AEDのアナウンスに従って周囲の人を遠ざけ、ボタンを押す。終わったらまた胸骨圧迫。これをアナウンスに従って継続。

※AED使用の注意点
・AEDには小児用と成人用を切り替えるスイッチがある。小児=幼児以下。(迷う場合は成人用。大人を小児用でやることがないよう注意!)
・小さい子どもで体の前面に2枚パットを貼れない場合は、胸の中央と背中に貼る。パットで心臓を挟む!
・小児の胸骨圧迫は片手の付け根で、乳児は指3本で、それぞれ体の厚さの1/3押す。(乳児を強く押しすぎると内臓が傷付く)
・胸骨圧迫は下に押したら、しっかり戻す。
・意識が戻っても、振り払うくらい嫌がられない限り、継続。
・救急隊が到着するまで継続。

流山市中央消防署によるAEDの使用説明

AED訓練中

AED訓練中

流山市中央消防署による講評