令和6年11月9日(土)におおたかの森小学校にて避難所運営委員会によって避難訓練が行われました。
参加したのは市野谷自治会、おおたかの森南1丁目自治会他。市野谷自治会からは防災会班長15名、自治会役員9名(計24名)が参加しました。
実施内容について
避難所設備の体験では、体育館において実際の避難所運営を想定した訓練を行いました。まず段ボールベッドの組立方法を学び、実際に使用感を確認しました。
また、避難所でのプライバシー確保のために必要な多目的テントの設営手順についても確認を行いました。
続いて、おおたかの森小学校内の備蓄倉庫を見学しました。ここでは避難所運営委員会と自治体が管理する備蓄品の保管状況を確認しました。飲料水、食糧をはじめ、非常用トイレや衛生用品などが保管されていました。
市の職員からは、流山市の備蓄体制について説明がありました。市内にはおおたかの森小学校を含めた複数箇所に分散して2万人分3日分の食糧を備蓄していること、消費期限のある物資についてはローリングストックによる更新を行っていることなどの説明を受けました。
また、災害時の備蓄補給体制として三井食品、佐川急便との協定を結んでいることも伺いました。なお、令和6年能登半島地震の際には、これらの備蓄物資を支援物資として提供する等、他地域の災害にも活用されているそうです。
最後に、おおたかの森小学校内のマンホールトイレ設備を見学しました。10基のマンホールトイレが設置可能となっており、使い方の説明を受けるとともに、隣接する井戸から水をくみ上げる作業も実際に体験しました。
おわりに
市野谷自主防災会では今年3月に「防災ハンドブック」を作成し各世帯に配布いたしましたが、この度、防災ハンドブックをより実効性のあるものにすべく、「防災チェックシート」を作成いたしました。大規模災害時には、避難所の備蓄品だけでは十分な対応が難しくなります。このチェックシートには、各家庭で備えておくべき物資や、日頃から確認しておくべき防災項目を記載しています。ぜひご活用いただき、ご家庭での防災対策にお役立てください。
令和6年11月
市野谷自主防災会
会長 吉田光宏
段ボールベッドの組立
多目的テントの設営
備蓄倉庫内の見学
マンホールトイレの設置状況(おおたかの森小西側)