市野谷自主防災会

市野谷自主防災会 会長あいさつ

この度、市野谷自治会と連動する形で、市野谷自主防災会が令和4年5月8日に設立されました。
この設立にご尽力いただきました、市野谷自主防災組織設立準備委員会の委員の皆様に感謝を申し上げます。

この防災会の設立の大きな趣旨は、二つあります。
一つ目は、大きな被害が発生した際に、自治会区域にお住いの皆様の大事なご家族を守るために、その一助となるよう組織化することです。
政府による地震調査委員会は、首都直下地震が今後、30年以内に発生する確率は、2020年時点で70%と予測しています。これが発生しますと流山市においても震度6弱から6強の地震が起きると予測しています。
また、千葉県では、千年に一度起きることを想定した、豪雨に備えるため河川整備を行っていくとした報道がされています。
それだけ発生する可能性が高い、災害に備える必要があります。

二つ目は、地域コミュニティの繋がりや結びつきが安心安全なまちづくりに必要と考えています。
総務省消防庁は、現代社会では、住民の生活様式の多様化、少子高齢社会の進展、さらには核家族化、単身世帯の増加にみられる世帯構成の変化等、様々な要因によって、親密な人間関係が崩壊し、「隣は何をする人ぞ」といった地域社会とのつながり、近隣住民との結びつきが希薄になりつつあるとしています。
地域コミュニティの崩壊は地域の活力だけではなく、地域の安心・安全を脅かす原因となると考えられます。
自主防災活動を通じコミュニティ維持・復活となるよう活動を進めて参りたいと思います。

この自主防災会がどこまで、活動できるかは、未知数ではありますが、今後、起きるであろうと言われている災害に備えるため、活動していきたいと思います。
皆様方のご理解とご協力を切にお願い申し上げます。

令和4年5月8日
市野谷自主防災会 会長 吉田光宏